2024年最初の例会を開催しました。 研究発表は『麹町周辺商店街の歴史と振興』
日本MD協会の2024年最初の月例会が、城西国際大学紀尾井町キャンパスにて開催されました。 今月の研究発表は、中小企業診断士の吉田仁先生による『麹町周辺商店街の歴史と振興』。 麹町商店街の現状を、江戸時代まで遡り、都市や商店街の生成過程と現代にいたる変遷をひも解き、 今後に向けた課題をお話し頂きました。 ”商店街を歴史と時間軸で捉える”という展開は大変に刺激的で、商店街の捉え方及び分析のあらたな視点を
学ぶことができました。
商店街の活性化は我が国商業における僅々の課題のひとつですが、 東京23区内の商店街の縮小傾向は特に深刻であることもあらためて認識させられました。 当協会は、関連団体でもある日本販売促進学会とともに、中野ブロードウェイ様をはじめ 商店街診断活動をおこなっておりますが、これまで以上にお役立ちしていけるよう 気持ちをあらたにしました。
吉田先生のアジェンダ(ページ下)もご参照ください。
■テーマ:麹町周辺商店街の歴史と振興
■登壇者:中小企業診断士 吉田仁先生
■アジェンダ
1.参考文献及び出典
2.報告者の紹介
3.紀尾井町と麹町。。話題の端緒として
4.江戸の歴史
4-1.江戸氏の江戸
4-2.太田道灌の江戸
4-3.後北条氏の江戸
4-4.徳川家康の入城と江戸の発展
5.江戸期の麹町
5-1.街の成り立ちと性格
5-2.麹町の繁栄と商法
6.明治維新から第2次大戦までの麹町
6-1.江戸(東京)の衰退と麹町の苦境
6.2.商業地としての復活と隆盛
6.3大正、昭和前期の麹町商店街の状況
6-4.戦前期における麹町商店街の特徴
7.第2次大戦後の麹町商店街
7-1.街の壊滅と戦後復興の遅れ
7-2.人口減少と格闘する千代田区
7-3.商業地(商店街)としての可能
◆登壇者プロフィール
吉田仁 (よしだ ひとし)
2013年中小企業診断士登録。城西国際大学大学院経営情報学研
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